平和橋と新平和橋

平和橋と新平和橋

※写真は秦野氏提供

中土手前方に見える橋は、平和橋と新平和橋。
 
葛西用水に架かる平和橋と、元荒川に架かる新平和橋は、つながっていてひとつの橋のように見えるが、別々の橋。上の写真の左手、葛西用水(越谷市役所側)に架かっているのは平和橋。右手、元荒川(東越谷側)に架かっているのは新平和橋。

昭和35年(1960)から始まった元荒川と葛西用水の用排水分離工事により、現在より少し下流に架かっていた旧平和橋の架け替えとして建設が開始されました。
 
まず、元荒川に新たに新平和橋が昭和41年(1966)に完成しました。引き続き、旧平和橋の架け替えとして新たな平和橋が翌年、昭和42年(1967)に完成し、現在の形になりました。

※4 越谷市制施行40周年記念誌『市制施行40年の足跡 ときを超えて』越谷市(平成10年11月発行)「新平和橋と平和橋」92頁

帰途|市役所前中央通り

市役所前中央通り

中土手を左折。平和橋を渡って、市役所前中央通りを直進。越谷駅東口へ向かう。写真の正面に見えるビルは越谷ツインシティ。越谷駅東口第一種市街地再開発事業の一環で、平成24年(2012)9月にオープンした。
 
再開発前、市役所前中央通りは「銀行通り」と呼ばれていた。参加者の大山氏が、「昔、埼玉りそな銀行越谷支店の裏手に、越谷東映と越谷映画劇場という二軒の映画館があった」と、教えてくれた。

帰着|越谷駅東口

12時15分。ボクがガイドをつとめた1班、越谷駅東口に到着。

解散

ガイドツアーの案内人

全3班、全員無事帰着。到着した班ごとに解散。上の写真は、2班のガイドを担当した瀧田さんと参加者のみなさん。
 
本日の所用時間およそ3時間半。歩いた距離は約7キロ。歩数1万歩。第523回越谷市郷土研究会史跡めぐり兼越谷リバーウォーク(Eコース)、これにて終了。

スタッフ集合写真

スタッフ一同

今回のツアーに携わったスタッフ一同で集合写真撮影。
 
越谷市郷土研究会・秦野副会長、越谷市住まい・まちづくり協議会の若色(わかいろ)会長、越谷市郷土研究会・大野会長、ガイドの瀧田さん・河内さん、補佐の福田さん。
 
ご尽力いただき、ありがとうございました。

追記|資料の表紙絵

資料の表紙絵

今回の史跡めぐりで参加者に配られた資料の表紙絵「おいてけ堀(弁天内池)」は、越谷市郷土研究会の高橋誠一さん直筆のスケッチ画。
 
弁天内池に伝わる「白蛇伝説」に登場する白蛇と、弁天内池の今昔を左右に描いた構図で、江戸時代に誘(いざな)われるようだ。

配付資料のカラー版

参加者に配布された資料(レジュメ)のカラー版は、越谷市郷土研究会のホームページで閲覧可能。

  • 第523回史跡めぐりレジュメ「古の『奥州古道』と令和の『緑道』を歩く」
  • http://koshigayahistory.org/230625_523th_s_m.pdf

    関連リンク

    謝辞

    本記事をまとめるにあたっては、越谷市郷土研究会の副会長・秦野秀明氏の指導を仰ぎ、校閲もしていただきました。秦野氏には心からお礼申しあげます。