旧高富村・木売村

旧・葛飾郡二郷半領高富村。現在の吉川市高富。旧・葛飾郡二郷半領木売村。現在の吉川市木売

移動|旧・中川の土手道

吉川市高富一丁目

11時20分。新中川水管橋をあとに、中川の左岸側の道を(吉川市高富一丁目から木売二丁目にかけて)吉川駅に向かって歩く。この道はかつて中川の土手道だった。道の両脇は住宅地だが、左右の土地が道路より地盤が低くなっていることからも、この道が土手道だったことがうかがわれる。

木売不動堂

木売不動堂

11時25分。16番目、最後に立ち寄ったのは木売不動堂(きうりふどうどう)。吉川市木売2-9-9。場所はNPC24H吉川駅前パーキングの対面。創建年代は不詳。道路の角地にあるので敷地は狭い。お堂が二つ並んでいる。奥が不動堂。不動明王が祀られている。
 
本日の予定はこれで終了。終着の吉川駅南口までは約100メートル。

帰途|吉川駅南口ロータリー

吉川駅南口ロータリー

横断歩道を渡る。右手は吉川駅南口ロータリー。金のなまずのモニュメントが見える。

帰着|吉川駅南口

吉川駅南口

11時30分。すべての行程を終え、JR武蔵野線・吉川駅南口に帰着。

解散

解散

同行した越谷市郷土研究会の渡邊会長と、案内役を務めた秦野氏のあいさつのあと解散。午前8時45分に越谷レイクタウン駅南口を出発し、歩いた距離は約7キロメートル、9,425歩。雨の中の史跡巡りとなったが、参加者全員無事に戻れて、めでたしめでたし――。

後記

資料

本記事は、2021年4月14日(水)に行なわれた越谷市郷土研究会主催「第508回史跡めぐり『千疋屋』のふるさとを歩く」に参加し、当日の行程を忠実に再現したものだが、記事を書くさいには、正確を期すために、関係資料も参考にした。

引用文献

(1)加藤幸一「大相模地区の石仏」(平成16・17年度/令和元年9月改訂)越谷市立図書館蔵
(2)越谷市郷土研究会「第508回史跡めぐり『千疋屋』のふるさとを歩く」当日配付資料
(3)秦野秀明「旧千疋村の『中嶋』」(2)の附属資料
(4)渡邊和照「千疋屋と西郷隆盛」(2)の別添資料