越谷市内の盃状穴
石
四基目は、盃状穴のある石。場所は、越谷市砂原にある角堂坊墓地(越谷市砂原1533)。石は堂舎の前に置かれている。
盃状穴
石の至るところに凹み穴(盃状穴)が見られる。
踏石
石の大きさと形からみて、踏石(ふみいし)/沓脱石/靴脱石(くつぬぎいし)として使われていたものかもれしない。
[撮影年月日]2024年11月4日
おわりに
今回紹介した越谷市内で確認されている盃状穴のある石造物は四基だが、探せば、まだあると思われる。見つかったら追記として紹介していきたい。
参考文献
本記事を作成するにあたって、参考にした文献を以下に記す。
武内一忠『発見して保存しよう 盃状穴探索ガイドブック』ヒカルランド(2024年4月30日初版)
加藤幸一「桜井地区の石仏」平成5・6年度調査/平成31年8月改訂(越谷市立図書館蔵)
加藤幸一(2010)「石造物にみられる謎の『盃状穴』」(http://koshigayahistory.org/67.pdf)(2024年10月30日閲覧)
栗東市・広報りっとう(2011)「忘れ去られた信仰の石『盃状穴』」(https://www.city.ritto.lg.jp/koho/1101/pdf/r0117.pdf)(2024年10月30日閲覧)
呉市の文化財(2021)「盃状穴」(https://www.city.kure.lg.jp/site/bunkazai/siyuminbun-2.html)(2024年10月30日閲覧)
日積・史跡一覧(2017)「石神様の盃状穴」(https://hizumi-yoitoko.com/spot/no10)(2024年10月30日閲覧)
備陽史探訪の会(1996)「土俗信仰としての盃状穴遺跡について(福山市千田町を例として)」(https://bingo-history.net/archives/13626)(2024年10月30日閲覧)