第56回越谷市民文化祭｜展示会と発表会を見てきた。

2025年11月21日。第56回越谷市民文化祭（初日）に行ってきた。会場は越谷コミュニティセンター（サンシティホール）。会場をまわって写真に納めてきたので、展示作品やステージでの発表会などの様子をお伝えする。

第56回越谷市民文化祭

今年で第56回目を迎えた越谷市民文化祭。市民の成果発表の場として毎年開催される（2020年は中止）。華道・工芸・絵画・書道・俳句・フラワーデザイン・郷土研究などの展示や日本舞踊や室内楽などの発表が行なわれる。

受付

総合受付でプログラムをいただく（プログラムは無料）。越谷市民文化祭は出品部門（展示会）と出演部門（発表会）に分かれているので、まずは出品部門から見学することにした。

生け花がお出迎え

1階パブリックホール前では、生け花が出迎えてくれた。越谷市華道協会のみなさんの作品。

絵画｜シルエット

1階パブリックホールに展示されている生け花の横に、第56回市民文化祭のポスターやパンフレットの表紙に使われている絵画「シルエット」が展示されていた。制作者は越谷美術協会・松永美子さん。

出品部門

出品部門の会場は、展示ホール・ギャラリー・パプリックホール・小ホールホワイエ・大ホールホワイエの5箇所。

展示ホール

展示ホールの出品は◇絵画◇郷土研究◇書◇俳句◇フラワーデザイン……。

絵画

絵画は、団体と個人での出品。油彩・アクリル・クレパス・水彩・日本画・ミクストメディア・水墨画・色鉛筆・木版画……。

郷土研究｜越谷市郷土研究会

（資料）郷土研究・展示作品紹介

パネルでは、各研究の概要が展示されていて、パネル前の受付に、全研究（8編）が掲載された資料（郷土研究・展示作品紹介）が置かれていたので、一冊いただいた。

関連記事

越谷市郷土研究会の展示作品については別記事で紹介しています。

書

書は、越谷市書道連盟の方々と個人での出品。作品は唐詩・漢字・仮名・近代詩・調和体・和歌・百人一首……など。

俳句

俳句は、越谷俳句連盟に所属している◇閏句会◇緋の会◇きたみ草……などの方々からの出品。

玉虫

知り合いの中村幹子さんの句が展示されていた。「玉虫や遠き別れの色褪せず」。女学生時代、思いを寄せ合っていた男性を懐かしんで詠んだ句だそうだ。

※中村幹子さんの氏名および俳句の掲載は本人の許可済み。

フラワーデザイン

フラワーデザインは越谷市デザイン連盟の方々の作品が展示されていた。

ギャラリー

ギャラリーでの出品は写真と華道・フラワーデザインの大作。

写真

写真は、越谷市写真協会と越谷ファミリータウン・デジカメサークルの方々の作品。秋祭り・春の中綱湖・花火咲け……。

大作｜フラワーデザイン・華道

フラワーデザインの大作と華道。フラワーデザインは越谷市デザイン連盟。華道は越谷市華道教協会（池坊・古流松原派・草月流）の作品。

小ホールホワイエ

小ホールホワイエでの出品は華道。

華道

流派は、池坊・池坊宝生流・小原流・古流松草派・松風花道会・・草月流……。

生け花体験

華道の展示コーナーでは、生け花体験が行なわれていた。

大ホールホワイエ

大ホールホワイエは工芸作品の展示と工芸体験。

工芸

出品されているのは、◇革工芸◇トールペインティング◇デコバージュ◇パッチワーク◇ネオステンド・アート◇切り絵◇ハワイアンキルト◇厚紙工芸……。

出演部門

出演部門の会場は大ホールと小ホールおよび第一会議室（演芸）第二和室〈茶道〉

大ホール

大ホールは、ハワイアン・日本舞踊・ダンスムーブメント・合唱・独唱・社交ダンス・洋舞踊・和太鼓……などの発表。

小ホール

小ホールでは、民謡・民族舞踏・手回しオルゴール・ギター・フルート・ヴァイオリン・プサルタリー・ピアノ・邦楽・詩吟・演劇・相撲甚句などの発表。

総括写真

後記

今回、ボクも越谷市民文化祭に「郷土研究の部」で、作品を出品した。NPO法人・越谷市郷土研究会に在籍していることもあって、「越谷今昔＜橋編＞昭和と令和の越谷10景」という拙稿を発表させていただいた。
 
今までは「鑑賞」する側だったが、今回は「出品者」の立場にもなった。胸を張れるような内容ではないので、正直、恥ずかしい、というのが素直な感想である。来年の越谷市民文化祭は、鑑賞するだけにしたいと思う。