2021年11月21日。第52回越谷市民文化祭(二日目)に行ってきた。日曜日とあって、会場の越谷コミュニティセンター(サンシティホール)には多くの人が訪れていた。第52回越谷市民文化祭の出品部門と出演部門をまわって写真と動画に納めてきたので、展示作品やステージでの発表会などの様子をお伝えする。

第52回越谷市民文化祭

第52回越谷市民文化祭会場

今年で第52回目を迎えた越谷市民文化祭。市民の成果発表の場として毎年開催され(昨年〔2020年〕はコロナ禍により中止)、華道・工芸・絵画・書道・俳句・フラワーデザイン・郷土研究などの展示や日本舞踊や手回しオルゴールなどの発表が行なわれた。第52回越谷市民文化祭の日程は2021年11月20日(土)から11月23日(火・祝)の四日間。会場は越谷コミュニティセンター。入場は無料。

受付

総合受付

総合受付でプログラムをいただく(プログラムは無料)。越谷市民文化祭は出品部門(展示会)と出演部門(発表会)に分かれているので、まずは出品部門から見学することにした。

生け花がお出迎え

生け花

1階パブリックホール前では、生け花が出迎えてくれた。越谷市華道協会のみなさんの作品。

絵画|ばら

絵画『ばら』(青木今陽)

1階パブリックホールに展示させている生け花の横に、第52回市民文化祭のポスターやパンフレットの表紙に使われている絵画「ばら」が展示されていた。「ばら」は越谷美術協会・青木今陽さんの作品。

出品部門

ギャラリー

出品部門の会場は、展示ホール・パプリックホール・ギャラリー・小ホールホワイエ・大ホールホワイエの5箇所。

展示ホール

展示ホールの出品は◇書◇絵画◇郷土研究◇俳句◇フラワーデザイン――。

書の展示

書は、越谷市書道連盟・水筆書道会の方々と個人での出品。作品は漢字・かな・漢詩・唐詩・近代詩・然渾・詩文書・調和体・漢字かなまじり・硬筆……など。

絵画

絵画の展示

絵画は、越谷美術協会の方々と個人での出品。日本画・墨彩画・油彩画・水彩画・アクリル画・パステル画……。

郷土研究|越谷市郷土研究会

郷土研究の展示

郷土研究は、越谷市郷土研究会会員による研究発表(展示)。全8編。「弘法大師霊場八十八ヶ所の『三郡送り大師』」「越谷市内の女人講中」「旧七左衛門村・越巻村・大間野村の来歴」「欠落者の捜索について」「迎摂院・木食観正上人の碑」「越谷神社考」「越谷市内中島の葱栽培」「三ノ宮卯之助の生涯」

(資料)郷土研究・展示作品紹介

資料(郷土研究・展示作品紹介)

パネルでは、各研究の概要が展示されていて、パネル前の受付に、全研究(8編)が掲載された資料(郷土研究・展示作品紹介)が置かれていたので、一冊、いただいた。

俳句

俳句の展示

俳句は、越谷俳句連盟に所属している◇関の会◇緋の会◇きたみ草――などの方々からの出品。中でも「いくへにも水を束ねて凍る滝」(田口紅子)「燕の子見たさに通ふ道の駅」(磯崎幸)という句が心にとまった。

フラワーデザイン

フラワーデザインの展示

フラワーデザインは越谷市デザイン連盟の方々の作品が展示されいた。

ギャラリー

ギャラリーでの出品は写真とフラワーデザイン・華道の大作。

写真

写真の展示

写真は、越谷市写真協会の方々の作品。星のある風景・小さなひまわり・生きる・枝垂れ桜・台風の爪痕・昼下り・冬 山水・黎明・初冬の風物詩・雨雫の調べ・不夜城……。

大作|フラワーデザイン・華道

フラワーデザイン|大作

フラワーデザインと華道の大作。フラワーデザインは越谷市デザイン連盟。華道は越谷市華道教協会(池坊・松風花道会・成月流華道)の作品。

小ホールホワイエ

小ホールホワイエでは、越谷市華道協会の方々の作品が展示されていた。

華道

華道の展示

流派は、池坊・古流松草派・龍生派・瑞鳳古流・小原流・草月流・池坊宝生流・松風花道会・成月流華道・古流大観流……。

華道の作品(1)

華道の作品(2)

華道の作品(3)

華道の作品(4)

大ホールホワイエ

大ホールホワイエは工芸作品の展示。

工芸

工芸作品の展示

出品されているのは、◇革工芸◇籐工芸◇トールペイント◇デコバージュ◇パッチワーク◇ネオステンド・アート◇アメリカン・フラワー◇水引工芸◇グラスリッツェン◇切手はり絵◇和紙人形◇押し花◇切り絵◇パーチメントクラフト◇ハワイアンキルト◇愛染型紙◇陶芸◇石粉粘土◇マスクアート――など。

切り絵

切り絵

パッチワーク

パッチワーク

アメリカンフラワー

アメリカンフラワー

陶芸

陶芸

創作和紙人形

創作和紙人形

高尾太夫(※)の創作和紙人形。

※ 高尾太夫(たかおだゆう)は江戸時代、吉原でもっとも名を馳せた遊女。意中の人がいたのだが、藩主に見そめられ、身請けを断れない状況の中、死を覚悟するも激高した藩主によって惨殺された、という悲恋のエピソードは、江戸庶民の涙を誘ったというが、話の真偽は定かでない、というのが定説になっている。また「高尾太夫」は世襲名で、悲恋のエピソードは二代目・高尾太夫のときのもの。

出演部門

フラ

出演部門の会場は大ホールと小ホール。および第一会議室(演芸)と第四会議室(囲碁)

大ホール

大ホールは、ハワイアン・民族舞踊・日本舞踊・ダンスムーブメント・合唱・独唱・フルート・社交ダンス・洋舞踊・手作りビデオ……などの発表。

ハワイアン

ハワイアン

ハワイアンの演舞。みなさん楽しそうに踊っていた。衣装も素敵。

小ホール

銭太鼓

銭太鼓の演舞

 
小ホールでは、銭太鼓・オカリナ・室内奏・ピアノ・プサルタリー・ギター・ヴァイオリン・手回しオルゴール・邦楽・民俗舞踊・民謡・詩吟・カラオケ……などの発表。

ギター

ギター演奏

あすぱるギタークラブの七人によるキダー演奏。曲目は「人知れぬ涙」(ガエターノ・ドニゼッティ)「ダーク・ワルツ」(マッテオ・サジェセ)「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」(フランチェスコ・サルトーリ)の三曲。なかなか見事な演奏だった。

ヴァイオリン

ヴァイオリン演奏

ヴァイオリン演奏は、越谷ヴァイオリンサークルのみなさん。曲目は「人生のメリーゴーランド」(久石譲)「消えゆく灯り」(トム・アンダーソン)「めぐり逢い」(アンドレ・ギャニオン)「アイネ・クライネ・ナハトムジークよりロマンツェ」(モーツァルト)「愛のあいさつ」「エルガー」の全五曲。全員の息もピッタリ。美しい音色だった。

手回しオルゴール

第52回市民文化祭で手回しオルゴールを演奏する武田知絵美さん

 
二日目、小ホールで行なわれた手回しオルゴール。演奏者はオルガニート(R)奏者の武田知絵美さん(オルガニートとは手回しオルゴールのこと)。曲目は「リベルタンゴ」(アストル・ピアソラ)「パート・オブ・ユア・ワールド」(リトル・マーメイドより)、武田さんのオリジナル曲「林檎のワルツ」と、YOASOBI の「夜に駆ける」の全4曲。

武田知絵美さんは越谷技博2021でも講師を務めた

オルガニート(R)奏者・武田知絵美さん

武田知絵美さんは越谷技博2021でも手回しオルゴール講座の講師を務めた。会場は蒲生本町にあるコミュニティカフェそらはな。武田さんが講師を務めた講座の様子は本ブログの別記事にまとめてあるので、ぜひご覧ください。

後記

じつは今回、ボクも越谷市民文化祭に「郷土研究の部」で、作品を出品した。NPO法人・越谷市郷土研究会に在籍していることもあって、「越谷市内の女性だけで建てた石仏」という拙稿を発表させていただいた。今までは「鑑賞」する側だったが、今回は「出品者」の立場にもなった。胸を張れるような内容ではないので、正直、恥ずかしい、というのが素直な感想である。来年の越谷市民文化祭は、鑑賞するだけにしたいと思う。