浄光寺

浄光寺

11時10分。浄光寺着。山門と黒松が一行を出迎えてくれた。浄光寺は真言宗の寺院で、開山の年代は不詳だが、650余年の歴史をもつと伝えられている。

梅の寺

池

明治35年(1902年)3月、境内地に古梅園が開園され、以来「梅の寺」として知られるようになった。古梅園は今は姿を消したが、整備された庭園が、往時の風情をしのばせている。
 
昭和10年(1935年)ごろ、浄光寺で催された園遊会に招かれた俳人・高浜虚子も浄光寺の梅を句に詠んでいる。虚子の直筆をそのまま模写して自然石に刻まれた句碑が池のほとりにある。

案内役の栗田さん

この句碑には高浜虚子の詠んだ「寒けれど あの一(ひと)むれも 梅見客」いう句が刻まれています。

高浜虚子の句碑

高浜虚子の句碑

寒けれど あの一むれも 梅見客(虚子)

五智如来堂

五智如来堂

続いて、ガイドの栗田さんが五智如来堂(ごちにょらいどう)に案内してくれた。お堂には、江戸中期・享保3年(1718)から同5年(1720)にかけて奉納された、青銅製の五体の如来立像が安置されている。

五智如来立像

五智如来

お堂に並んでいる五智如来。左から阿閦(あしゅく)如来・薬師如来・大日如来・阿弥陀如来・釈迦如来。青銅製の仏像は例が少なく、越谷市の有形文化財(彫刻)に指定されている。

本堂

本堂

本堂に一礼。浄光寺の見学を終える。

帰路

北越谷停車場線|北越谷駅西口前

浄光寺をあとに、終着地点の北越谷駅西口・駅前広場へと向かう。浄光寺から北越谷駅までは約200メートル。

帰着

北越谷駅西口・駅前広場

11時20分、北越谷駅西口・駅前広場に帰着。案内役の栗田さんが北越谷駅の歴史について教えてくれた。

案内役の栗田さん

北越谷駅は明治32年(1899年)東武鉄道の開通とともに設けられたもとの越ヶ谷駅停車場です。大正8年(1819年)に、今の越谷駅が開設されたことで、駅名を武州大沢駅と改められ、昭和32年(1957年)に、北越谷駅となりました。

解散

解散

11時25分。本日、案内役をつとめた河内さんのあいさつのあと解散となった。観光ぶらっとこしがや~桜ハイキング、これにて終了。

お三方、ありがとうございました。

観光ぶらっとこしがやスタッフ

案内役をつとめた越谷市観光協会ボランティアガイドの河内さん、栗田さん、越谷市観光協会の高橋さん、ありがとうございました。河内さんと栗田さんの解説、たいへん勉強になりました。
 
高橋さん、細心の気くばり、感心しました~

パーラー鯉で昼食

せっかく北越谷まで来たんだからと、お気に入りの喫茶店・パーラー鯉で昼食を食べていくことにした。パーラー鯉は、昭和55年(1980年)に、北越谷駅西口駅前に店をかまえた昔ながらの喫茶店。今年で42年目を迎える。

ミートソースをいただく

ミートソース

ミートソースをいただいた。昭和の喫茶店の味だ。懐かしのミートソースをいただきながら、楽しかった今日の観光ぶらっとこしがやを振りかえった。

越谷市観光協会

越谷市観光協会では、「観光ぶらっとこしがや」などのイベントをはじめ越谷に関するさまざまな情報を公式サイトで随時、発信している。詳細は越谷市観光協会の公式サイトで要確認。