再々訪|2023年7月14日
2023年7月14日。再び朝日屋へ。越谷市の気温は27度。あたたかい蕎麦かうどんが食べたいな。エート、何にしようか。日本五目そばも食べてみたいし、力うどんも捨てがたい……。
迷ったときは両方いっちゃえ、というのがボクの人生観なので、日本五目そばと力うどんを注文した。
「えっ? 両方めしあがるんですか?」と、注文をとりにきたおかみさんに言われたが、「はい!」と、力強く答えたところ、おかみさんは、ゼンマイ仕掛けの人形のように、トコトコと、軽やかに、厨房に消えていった。
日本五目そばと力うどん
ほどなくして日本五目そばと力うどんが運ばれてきた。どっちもうまそうだ。
日本五目そば
まずは日本五目そば。具は、伊達巻き・お麩・ナルト・卵・エビ・豚肉・しいたけ・青菜……。「五目」の名のとおり、豪華な布陣だ。食べ終わったあとのツユには、卵の黄身がとけた甘みと、豚肉・エビ・シイタケの旨みがしみこんでいて、一気に飲み干した。
ちなみに、朝日屋は、ラーメンやタンメンなどの中華麺もやっていて、中華麺の五目は「五目そば」、蕎麦の五目は「日本五目」と称している。今度は、中華麺の「五目そば」を食べてみたい。
力うどん
続いて力うどん。餅は二枚。そしてナルトに海苔に揚げ玉に青菜。揚げ玉と餅とうどんはホントに相性がいい。うどんの世界で、これ以上、相性のいい組み合わせはない。
朝日屋の力うどん、期待どおりの旨さだった。
たぬきときつね|2023年7月21日
2023年7月21日。今回は、たぬきそばときつねうどんをいただいた。
たぬきそば
まずはたぬきそば。たぬきといっても揚げ玉以外にも青菜やカマボコ、しかもボクの大好きなナルトまでのっている。申し分のない布陣だ。
なんといっても朝日屋は蕎麦がうまい。ここは強調しておく。また、朝日屋のあたたかい蕎麦の持ち味をいちばん引き出すのは、もしかしたらたぬきそばではないかとも思う。
たぬきそばは最後が楽しい
そばを全部食べ終わったあと、つゆに浮かんでいる揚げ玉をレンゲですくって、つゆといっしょに飲む。これがじつに旨い。つゆをたっぷり吸ってふにゃふにゃになっている揚げ玉こそ、たぬきそばの隠れた主役である。
さらにつゆは残さずに最後まで飲み干す。レンゲですくいとれなかった揚げ玉がつゆにまじっているのを見ると、つくづく幸せな気持ちになる。
あ~、今日はたぬきそばにしてよかった、と思う瞬間である。
きつねうどん
あれ? そういえば、きつねうどんも頼んだんだっけ。話が長くなっちゃうので、朝日屋のきつねうどんについては、また今度。
むじなそば
たぬきときつね、別々に二杯食べるのもたいへんだから、どうせなら、きつねとたぬきを一度にまとめて食べられないかなぁ……。と思っていたら、朝日屋のご主人が、「むじなそば」というのがあるという。えっ? むじなそば? 食べてみたいなぁ。
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2023年7月28日。午前11時。越谷市東柳田町にあるそば屋・朝日屋へ。むじなそばを大盛りでいただいた。むじなそばはメニューにはないが、事前にご主人にお願いして、今日は特別に作っていただいた。