越谷市東柳田町にある人気のそば屋・朝日屋。そばとうどんのほかにも中華そば・ご飯物・定食など献立も豊富。数あるメニューの中から部門別うまいもの大賞を発表する。

朝日屋の部門別メニュー

朝日屋のメニューは全部で11部門。

  1. 温かいそば
  2. 温かいうどん
  3. 冷たいそば
  4. 冷たいうどん
  5. 中華そば
  6. ご飯物
  7. 定食
  8. セットメニュー
  9. 鍋焼きうどん
  10. 冷やし中華
  11. 創作

それでは、朝日屋評論家として名をはせた審査員(ボクのこと)が、独断と偏見で選んだ「朝日屋うまいもの大賞」を部門別に発表してく。

温かいそば

たぬきそば

まずは「温かいそばの部」。温かいそばの部は激戦区だ。小えび天そばや五目そばなど数々の大物がお品書きに載っている。
 
その中で、温かいそばの部うまいもの大賞に選ばれたのは、たぬきそば。
 
え~っ!たぬきそば? と、拍子抜けをしたような声が聞こえてきそうだが、誰が何と言ってもたぬきそば。
 
そばと揚げ玉とつゆが三位一体となってかもしだす味わいは、これぞ温かいそばの醍醐味(だいごみ)、このひとことに尽きる。

次点

小えび天そば

惜しくも大賞は逃したが、大賞候補として前評判が高かったのが、小えび天そば。ビジュアル的には大賞に選ばれてもおかしくはなかったが、審査委員長(ボクのこと)のたぬきそばに対する思い入れが半端なかったので、小えび天そばは次点に甘んじた。

温かいうどん

カレーうどん+焼き餅

続いては「温かいうどんの部」。温かいうどんの部は審査員泣かせだ。
 
なぜなら餅とカレー好きの審査員(ボクのこと)は、餅が入った力うどんとカレーうどんが大好きだからだ。
 
三日三晩、悩み続けた結果、カレーうどんに焼き餅をトッピングする、という合わせ技を使って、温かいうどんの部うまいもの大賞は、カレーうどん焼き餅載せ、ということに決まった。
 
今後、ボクを悩ませないように、カレーうどんにお餅を載せた「カレー力うどん」を新たなメニューに加えるよう朝日屋の店主にお願いしたい。

冷たいそば

つけとろろそば

冷たいそばの部は、「ざるそば」と「つけとろろそば」が、最終審査までもつれこんだが、審査員長(ボクのこと)の「ボクはトロロが大好きだから」というひとことで、ざるそばを蹴落とし、つけとろろそばが、冷たいそばの部うまいもの大賞の座を勝ち取った。
 
なおとろろそばに添えられてくる卵は、ウズラの卵と鶏卵に分かれるが、朝日屋は鶏卵だ。ボクはウズラの卵派なので、「減点1」とした。

冷たいうどん

ざるうどん

4番目。冷たいうどんの部うまいもの大賞は、すんなり決まった。満場一致で、ざるうどん。異議なし。ライバルも見あたらない。
 
朝日屋のうどんは、細からず太からず、喉ごしがいい。コシもある。つるつるっとした喉ごしを楽しむなら、温かいうどんよりも冷たいうどんにかぎる。

中華そば

五目ラーメン

5番目は中華そばの部。
 
朝日屋は日本そば屋なんだけど、中華そばのメニューも充実している。その数、全7種類。①ラーメン②みそラーメン③タンメン④もやしそば⑤ちゃんぽん⑥五目ラーメン⑦チャーシューメン……。
 
審査基準は、「日本そば屋ならでは」ということで、ラーメン屋では絶対に具として使わない伊達巻きが入っている「五目ラーメン」が、中華そばの部うまいもの大賞に選ばれた。
 
中華そばに伊達巻きなんか入れやがって、なにがうまいもの大賞だ! 責任者出てこい!って鼻息荒くしてるソコのあなた。ちょっとあっちに行ってなさい。

鍋焼きうどん

すき焼きうどん

続いて 6番目。鍋焼きうどんの部。
 
朝日屋の鍋焼きうどんメニューは四種類。①鍋焼きうどん②みそ煮込みうどん③すき焼きうどん④けんちん鍋焼きうどん……。
 
王道は「鍋焼きうどん」だが、「うまいもの大賞」ということになると、いまひとつ印象に欠けるのではないか。
 
そこで、鍋焼きうどんに「牛丼のアタマ」を加えて華やかさを演出した、「すき焼きうどん」に鍋焼きうどんの部うまいもの大賞を授与する。

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