朝日屋の温かいそば・うどん
かき玉そば
11品目は、かき玉そば。とろみのある出汁のきいた、かき玉そばは、寒い冬場にはもってこい。
さて、朝日屋にかぎらず、そば屋のメニューには、「かき玉」のほかに「玉子とじ」がある。このふたつは似てはいるが、実際は似て非なるものだ。
玉子とじとかき玉
上の写真は、朝日屋の玉子とじそばと、かき玉そば。上段が玉子とじそば、下段がかき玉そば。
玉子とじは、かつ丼のように、卵でふわっととじてあるだけだが、かき玉は、片栗粉で汁にとろみがついている。簡単にいうと、かき玉は汁にとろみがついているが、玉子とじは汁にとろみがついていない。
猫舌のボクには、玉子とじそばのほうが食べやすいが、冬場、フーフーしながら食べる熱~いかき玉そばも捨てがたい。
けんちんうどん
12品目は、けんちんうどん。朝日屋のけんちんうどんは具だくさん。その数10。カマボコ・なっぱ・ナルト・揚げ玉・刻みあぶらあげ・豚肉・サトイモ・刻みさつま揚げ・ダイコン・ニンジン……。
それに別途お餅を二個のせてもらった。けんちんうどんとお餅との相性もいい。けんちんうどんはお餅をのせて「けんちん力うどん」にすると、さらにおいしさが増す。
カレー南ばんうどん
13品目はカレー南ばんうどん。カレー南ばんも焼き餅をのせて食べるとうまさが増す。
カレーうどんと焼き餅はじつに相性がいい。お餅とうどんとカレーが好きなボクにはこれ以上の組み合わせはない。さらにカレーには豚こまも入っているので豚肉と脂身が好きなボクには文句なしの逸品だ。
うまいカレーうどんというのは少のうございます。あたくしも若いころからカレーうどんはたくさん食べてまいりましたが、朝日屋のカレーうどんはじつにもう非の打ちどころのない……
と、六代目・三遊亭圓生が登場してくるほど、うまかった。
小えび天そぱ
14品目は、小えび天そば。
小えび天・ナルト・カマボコ・なっぱ・シイタケ・伊達巻き……。日本五目そばでは主役となる伊達巻きも、小えび天そばでは、脇役に徹している。なんとも豪華。
小えび天が五本というのもうれしい。
見た目も華やか。想像を超えるうまさだった。
肉なっぱうとん
15品目。肉なっぱ。
肉なっぱは朝日屋のオリジナルメニュー。豚コマと長ねぎ、越谷産の小松菜をごま油で炒めた風味豊かな逸品で、2020年に「肉なっぱそば」で、第2期こしがや愛されグルメにも認定された。
肉なっぱを注文する客のほとんどは、こしがや愛されグルメに認定された「肉なっぱそば」を注文するが、へそ曲がりのボクは、「肉なっぱうどん」をいただいた。
小松菜の茎のシャキシャキ感と、ごま油の香りがいい感じ。つゆもコクがあって全部飲み干した。
朝日屋の「肉なっぱうどん」。こしがや愛され<裏>グルメに認定~!