越谷市東柳田町にある蕎麦屋・朝日屋の温かいそば・うどん全メニュー17品を食べ尽くす。おかめ・ちから・五目……。中でも小えび天そばは絶品だった。
朝日屋の温かいそば・うどん
朝日屋は、ご飯物や中華麺、定食メニューも充実しているが、やっぱり蕎麦屋なので、温かいそばとうどんを食べないことには朝日屋を語るわけにはいかない。
朝日屋の温かいそば・うどんのメニューは全17品。
まずは、たぬきそばからいってみますか。
たぬきそば
朝日屋のたぬきそば理屈抜きにうまい。具材は、揚げ玉・なっぱ・ナルト・カマボコと、いたってシンプルなんだけど、つゆをたっぷり吸って少しふやけた揚げ玉が、なんとも美味。これぞたぬきそばの真骨頂。
カレーライスとの相性抜群
朝日屋のたぬきそばは、カレーライスとの相性もいい。
ボクは、カレーライスを食べるときは、必ず、たぬきそばもいっしょに注文する。単品で食べてもおいしいし、カレーライスといっしょに食べてもこれまた旨い。
朝日屋のたぬきそばには、不思議な魅力がある。
きつねうどん
続いてはきつねうどん。二等辺三角形に切られた大きめな油揚げが三枚。それに、カマボコ・なっぱ・ナルト。油揚げのどんぶり占有率は七割。もうしぶんない。
そして、きつねはうどんにかぎる。きつねそばも悪くはないが、やっぱりきつねはうどんだ。甘辛く煮た油揚げと、うどんの相性はすこぶるいい。
たぬきはそば、きつねはうどん、そして、そばうどんは朝日屋にかぎる。
玉子とじそば
3品目は、玉子とじそば。鳥の子色に、ふわっととじられた卵は、天女の羽衣のようだ。
鳥の子色の玉子の端には、薄紅色の「の」の字が入った白いナルトと、薄紅色に縁取られた白いカマボコ、それに緑のなっぱが添えられている。彩りもいい。
羽衣をまとった高貴な天女が舞い降りてきたような気がした。
おかめそば
4品目は、おかめそば。さまざまな具をおかめ(お多福)の顔に見立てて並べた、見た目にも楽しい一品。
頭頂部はかんざしをイメージしたギザギザの飾り卵。髪はワカメ。眉はカマボコ。目はナルト。ナルトの「の」の字が、目を回しているように見える。口は伊達巻き。おかめを象徴するほっぺたには麩が使われている。
見ているだけで「福」たくさんやってきそうだ。
山菜きのこそば
5品目。山菜きのこそば。個人的には「山菜」の名が付くメニューは、まず選ばないが、今回は、朝日屋の温かいそばとうどん全メニューを食べ尽くすので、やむを得ず「山菜きのこそば」を頼んだ。
が、やむを得ず頼んでよかった。ゼンマイのシャキシャキ感と、きのこの食感が、じつに心地いい。これはおいしい。食わず嫌いとはこういうことをいうのだろう。
彩りもいい。じつにおいしそうな彩りだ。
今回は、山菜きのこそばを食べたが、次回は、山菜きのこうどんをいただいてみよう。山菜きのこは、うどんとの相性もいいと思われる。
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