大林の石仏

野島地蔵尊道しるべ跡

丁字路|大野島越谷線・旧日光街道

現在、丁字路の角地には、中華料理店(Ishibashi)があるが、かつて、この角地に、「野島地蔵尊道」と刻まれた、道しるべがあった。場所は、上の写真の信号機の下あたり。
 
残念ながら、交通事故で破損してしまい、今はない。

野島地蔵尊道しるべ

野島地蔵尊道しるべ

出典:越谷市デジタルアーカイブ(※9)

昭和43年(1968)ごろに撮影された、道しるべの写真(白黒)が、越谷市デジタルアーカイブに公開されているので転載した(上の写真)
 
石塔の造塔は江戸後期・嘉永5年(1852)。正面に「野島地蔵尊道」「三十丁」と刻まれている。
 
「丁」(ちょう)は約109メートル。30丁は約3キロ。この地点から3キロ先に、野島地蔵尊(浄山寺)が今もある。

※9 出典:越谷市デジタルアーカイブ( 元大林旧道角・野島地蔵尊道しるべ塔

大林香取神社へ

旧日光街道から大林香取神社へ

信号を越えて旧日光街道を直進。次の調査地、大林香取神社へ向かう。
 
左手に生け垣が見えてきた。生け垣に沿って丁字路を左折。50メートル先に大林香取神社の幟立てと石鳥居が見える。