2022年11月3日。越谷市花田にある コミュニティcafe そらはな で行なわれた琵琶演奏家・麻白禮良(ましろ れいら)さんの琵琶の弾き語りコンサートに行ってきた。「耳なし芳一」をはじめ禮良さんの奏でる琵琶の音にうっとり。霊験な世界に誘われた。

琵琶の弾き語りコンサート|麻白禮良

コミュニティcafe そらはな

そもそも禮良(れいら)さんの琵琶の演奏会のことを知ったのは、なじみの コミュニティcafe そらはな の Facebook をたまたま見て。
 
たまたま見なかったら今日、ボクはこの場にいないわけで、そういう意味ではボクと禮良さんとは赤い糸で結ばれているのかな、とも思ったりもするが(そんなわけねーだろ)、禮良さんとの仲をとりもってくれた、そらはなの代表・長野さんにも感謝しないと。
 
さて、前書きはこのくらいにして、禮良さんの琵琶弾き語りコンサートが行なわれる コミュニティcafe そらはな へ向かうとしますか。

そらはなに到着

立て看板

午後1時45分、そらはなに到着。開場は 2時から。
 
中庭入口の立て看板に「本日はお休みです。午後から『琵琶の弾き語りコンサート』があります。予約は満席となりました」と、張り紙が貼られている。満席か。これは立ち見になるかもしれないな。
 
さいわいにして、開場15分前なのに入場待ちの行列はできていない。琵琶の演奏会に来るみなさんは優雅とみえて、スーパーの安売りの行列に、鼻息荒げて並ぶオバさん族とは、ちょっと違うようだ。
 
午後2時。「開場時間になりましたので、中にお入りください」と、そらはらの長野さんが、声をかけてくれた。

禮良さんがお出迎え

麻白禮良さん

開場に入ると、和服姿の禮良(れいら)さんが出迎えてくれた。ウヒョー!『婦人画報』の表紙を飾ってもおかしくないほど麗しい女性だ。しかもボクと赤い糸で結ばれているという……(だからそんなわけねーだろ)

琵琶演奏家・麻白禮良さん

本日はおいでいただきありがとうございます。


「ド、ドウモ、ハ、ハジメマジデ、ズ、ズドウデズ」と、いきなりしどろもどろになってしまった。(もう須藤さんはきれいな女性には弱いんだからぁ…。←会社勤めをしていたとき同僚の女性たちによく言われた)
 
これはもうなんとしてもいちばん前の席を陣取って禮良さんをひとり占めしなければ。

特等席を確保

ふと横を見ると、いちばん前の席があいている。お~、これは神様のお導きに違いない。やった、これで禮良さんをひとりじめできる、と思ったそのとき――

ライバル出現

こしがやエフエムで、パーソナリティーをつとめるプリティワンダフルさとしさんことプリテイさんがやってきた。プリティさんも禮良さんのファンだったのか。ンナロー。
 
思わぬライバルの出現に敵愾心(てきがいしん)を燃やしかけたが、プリティさんには、日ごろから何かと世話になっているので、ここは紳士協定を結ぶことにした。

禮良さんとプリティさんとのツーショット

麻白禮良さんとプリティさん

ボクのうしろの席に座るやいなやプリティさんが、「須藤さん、ボクとレイラさんとのツーショット写真を撮ってくださいよ」と、とんでもないことを言い出した。
 
なにィ、レイラさんとのツーショット写真だぁ…と、ライバル心むきだしの感情が頭をよぎったが、プリティさんとは、さきほど紳士協定を結んだばかりなので、快く、ツーショット写真を撮った。
 
それが上の写真です。

そうこうしているうちに、席が埋まった。

開演前

琵琶を抱えてくつろぐ麻白禮良さん

席にすわったみなさん、禮良(れいら)さんを見て、口々に、「きれいなかたねぇ」「和服もすてきねぇ」と、ため息まじりに称賛。それに大きくうなずくボク。

ドリンクタイム

アイスコーヒーとチーズケーキ

今回のコンサートは、飲み物とケーキ付き。今日のケーキはチーズケーキ。そらはなの代表・長野さんの手作りです。飲み物はコーヒーをお願いした。トトロのカップ&ソーサーも、かわいい。

チーズケーキ

そらはなのチーズケーキ

長野さん手作りのケーキは、そらはなの人気メニューのひとつ。このチーズケーキを食べたいがために遠方から足を運んでくる常連客も多い。

禮良さんと歓談

くつろぐ麻白禮良さん

チーズケーキと飲み物をいただきながら、禮良(れいら)さんと歓談。
 
「琵琶の材質は何でできてるんですか?」「弦は何本あるんですか?」「弦の素材は?」「琵琶は日本の楽器なんですか?」と、あれやこれやの質問攻め。その質問にひとつひとつていねいに答えていく禮良さん。

ビワの竪琴?

琵琶

プリティさんが、「琵琶って、果物のビワに形が似てるからビワって言うんですか?」と、質問したとき、うしろの席にすわっていた禮良(れいら)さんのお母さんが、「映画にもあったわよね、ビワの竪琴」

琵琶演奏家・麻白禮良さん

お母さん、それって、ビワじゃなくてビルマでしょ、それにワタシの楽器は竪琴じゃなくて、琵琶なんですけど。


会場内、大爆笑。
 
禮良さんのお母さんが、大ボケかましたところで、じゃなくて、場をなごませてくれたところで、時計の針が午後2時45分をさした。