北越谷元荒川堤
今回の観光ぶらっとこしがやのメインスポットでもある見ごろを迎えた北越谷元荒川堤の桜並木を歩く。北越谷第五公園から大沢橋まで約2キロにわたって続く桜並木。越谷市の桜の名所としても親しまれている。
今日はさくらの日
案内役の河内さん。「今日は何の日だか知ってますか?」
3月27日。きょうは「さくらの日」(※3)です。かけ算で「3×9」をさくらと読ませ、答えの27日を語呂合わせで、さくらの日としました。
※3 平成4年(1992年)に日本さくらの会が制定
桜並木の風景
神明橋から250メートルほど歩くと右手に北越谷小学校が見えてきた。
オオキバナカタバミ
見ごろを迎えた桜の木の下で、黄色い花を咲かせたオオキバナカタバミが、通り過ぎる観光ぶらっとこしがや一行を見送ってくれた。
板碑群発見場所
北越谷小学校のあたりで元荒川は大きく曲流している。案内役の河内さんが、「昭和47年(1972)6月17日、この曲流地点の川の中から134基の板碑(※4)が出土し、話題になった」ことを教えてくれた。上の写真の黄色い丸印(●)付近が板碑群の出土地点。
※4 板碑(いたび)とは、板状に加工した石でつくられた供養塔の一種。鎌倉時代から室町時代まで、関東地方を中心に盛んに作られた。越谷市内では、元荒川右岸の御殿町地内にある市内最古、鎌倉中期の建長元年板碑が有名。
移動|対岸に文教大学
北越谷元荒川堤(元荒川緑道)を進む。北越谷小学校から200メートルほど歩くと、元荒川の対岸(右岸側)に文教大学が見える。案内役の栗田さんが文教大学の歴史について話をしてくれた。
文教大学は、1966年(昭和41年)に立正女子大学として開校されました。創立当時は女子大でしたが、10年後、1976年(昭和51年)に文教大学と名前を変え、翌年、男女共学になりました。
カメラマン高橋
越谷市観光協会の高橋さん、桜並木と、桜並木を歩く観光ぶらっとこしがや一行(いっこう)の景色をスマホで撮影。各班の移動の調整や写真撮影など大忙し。
出津橋
出津橋に到着。歩行者専用の橋で、文教大学の南に位置する。昭和41年(1966)5月、文教大学の開校にあわせて架橋されたので、北越谷駅から歩いて通う文教大学の学生は全員がこの出津橋を渡る。
桜並木と別れを告げ、出津橋の手前を右折。
移動|浄光寺へ
出津橋から300メートルほど南に歩くと北越谷停車場線(埼玉県道405号)に出る。信号を左に曲がると、前方左手に「真言宗 豊山派 浄光寺」の寺号看板が見えた。