2025年8月2日。越谷市瓦曽根のギャラリーKで「八月の猫展」を見てきた。猫をテーマにした陶芸や絵画などの作品はどれも個性豊かだった。
八月の猫展
今回、見にいったギャラリーK(越谷市瓦曽根3-7-7-3F)の展示販売会は「八月の猫展」(2025年7月28日~8月9日)。陶芸や石刻・絵画など、11人の作家さんたちの作品が、飾られていた。
展示作品
目にとまった作家さんの作品を何点か紹介する。撮影にあたっては、ギャラリーKのオーナーの許可を得た。
陶芸
会場に入って左手中央、壁沿いに、猫をモチーフにした陶芸作品が 13点、展示されていた。餌台・一輪挿し・花器・小皿……。どの猫も表情豊かで造形もおもしろい。
ちょいワル猫
にらみをきかせたちょいワル猫の花器。発想がユニーク。
こちらはスレンダーな白猫の一輪挿し。薄藍(うすあい)と琥珀色(こはくいろ)で描かれた植物文様も和風でいい感じ。
小皿
三毛猫柄のしっぽ付き小皿。なかなか斬新なデザインだ。
制作者
作品を制作した陶芸作家は、卯狐(ucon=うこん)さん。ギャラリーKの展示会には独創的な作品を出品するのでファンも多い。
ねこだるま
陶芸作品の隣は「ねこだるま」と題した石刻作品。石を加工してひとつひとつ色彩豊かな猫の顔に仕上げてある。
絵画
絵画はどの作品も個性的。作家さんの感性ごとに猫の姿も変幻自在に描かれている。
置物
たこ(多幸)とネコ(招き猫)の縁起物をひとつにした「たこネコ」「福ネコ」と題した置物。招き猫より福がたくさんやってきそうだ。
その他
ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞する時間はとれなかったが、水引で作った猫のアクセサリーや猫が描かれた扇子(せんす)などの作品も目をひいた。
11人の作家さんたちの感性が一堂に会した「八月の猫展」。なかなかおもしろかった。
後記
ギャラリーKは、越谷市民にとって、気軽に「芸術」を体感できるのが魅力。会場はそれほど広くはないが、ちょっとした異空間にひたることができる。またおもしろい企画があったら立ち寄りたい。
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ギャラリーK|店舗情報
ギャラリーKの住所は、越谷市瓦曽根3-7-7-3F( 地図 )
最寄駅は、JR武蔵野線・南越谷駅または東武伊勢崎線・新越谷駅。獨協医科大学埼玉医療センターの北150メートル。小柳ビル3階。1階の越谷呼吸器クリニックが目印。