演奏会|後半
三曲目|月下の陣
三曲目は、古典で「月下の陣」(げっかのじん)
戦に向かう武士が故郷に思いをはせた気持ちを歌ったものです。
そぞろに思うふるさとの
雲井はるかに かかる月
(ベンベン)
あすはまた
駒の手綱を かいくぐり
(ベン)
はなばなしくぞ 戦わん
(ベン、ベベン)
もの悲しい空気が流れて終了。
四曲目|岩戸開けたり
四曲目は本日最後の曲。禮良(れいら)さんオリジナル曲「岩戸あけたり」。予言の書に書かれていた七五調の一節からインスピレーションを得て、はじめて作った曲だそうです。
岩戸開けたり
野も山も
草のかき葉も
言(こと)止(や)めて
大御光(おおみひかり)に
より集(つど)う
楽しき御代(みよ)ぞに
あけにけり
と、このあたりまでは、琵琶の演奏をちゃんと聴いていたんだけど、どうもなんだか、禮良さんがアマテラスオオミカミのように見えてきて、神々しい姿にポーッとしてたら、いつのまにか演奏が終わってた。
アンコール曲|大きな古時計
予定されていた四曲が終わったところで、会場から「アンコール」の声が。
ありがとうございます。ふだんはやらないんですが、今日は、ひとつやりましょうか。
と、あらためて椅子に座り直した禮良(れいら)さんが、弾き始めたのは「大きな古時計」。琵琶で奏でる「大きな古時計」もいいもんですねぇ。美しい音色にうっとり。
演奏を終えた禮良さんに、会場からは大きな拍手。
きょうはありがとうございました。
「きょうはありがとうございました」と、あいさつをする禮良(れいら)さんを見て、ボクの横に座っていたオネエサマが、「いい女ねぇ……」と、しみじみ言った。
まさに言い得て妙。
禮良さんは女性からみても「いい女」なのだ。
記念撮影
最後に、禮良(れいら)さんを囲んで集合写真を撮りました。みなさんいいお顔をしてますね。今日は禮良ワールドに誘われ、みなさん、至福の時間を過ごせたようです。この写真も記念になりますね、って、ボクだけ写ってないじゃないか~!
麻白禮良さん公式サイト
麻白禮良(ましろれいら)さんのことをあれこれ知りたい、というあなたのために、禮良さんのホームページを紹介します。さらにもっと禮良さんとお近づきになりたいかたは、禮良さんの公式サイトから LINE 公式アカウント登録もできます。
女性 琵琶演奏家、麻白禮良(ましろれいら))。ベリーダンサーAminah(アミーナ)のページです。琵琶奏者。飛祥日記。
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2023年1月22日。越谷市越ヶ谷本町の糀屋屋で行なわれた琵琶とトルコ楽器(バーラマ)の演奏会を見に行ってきた。奏者は琵琶演奏家・麻白禮良(ましろ れいら)さんとトルコ音楽演奏家・大平 清(おおひら きよし)さん。霊妙な世界を堪能した。
後記
いやぁ、はじめて間近で琵琶を聴いたけど、よかったなぁ……。ぜひまた禮良(れいら)さんの演奏を聴いてみたい。
またまたぁ、琵琶の演奏じゃなくて、禮良さんに会いたいだけでしょ、須藤さん、と、ボクのうしろの席に座ったプリティさんがツッコんできたけど、無視。
ところでプリティさんて何者?
今回の記事に、たびたび登場した(割り込んできた)プリティさんて、いったい何者? と思っているかたも多いのでは。
プリティさん(プリティワンダフルさとしさん)は、こしがやエフエムのパーソナリティーやツアーコンダクターなんかもやってるんですけど、詳しく知りたいかたは、以下の記事を読んでみてください。
2022年10月4日。東武トップツアーズが主催する「こしがやの街 再発見 日帰りの旅」に参加した。案内役はプリティワンダフルさとしさん。越谷駅東口から花田苑にかけて越谷の名所やガイドおすすめの穴場スポットを歩いた。
そらはな情報
今回、禮良(れいら)さんの演奏会の会場となった、コミュニティcafe そらはな では、冬の時期、ご主人が作る壺焼き芋が人気だと聞いて、食べに行ってきました。その様子は以下の記事をご覧ください。
越谷市花田にあるコミュニティカフェそらはなでは冬季限定で壺焼き芋を販売している。店主のご主人が厳選した茨城県産のサツマイモを使ってじっくり焼きあげる壺焼き芋は一度食べたらやみつきになると評判。一度食べてみようとそらはなへ行ってきた。